外出時の持ち出し用PC端末を長らく探していたのだが、最近のVAIOもすっかり普通のPC端末しかリリースしなくなったので、一昔前のVAIO PやVAIO type Uなどの持ち運び用途の尖ったデザインを見かけなくなっていた。
これまで、タブレット端末としてYOGA Tablet 2-8 with WindowsをWindows 10にアップデートし利用しており、片手持ち時の確実なグリップ、自立可能なスタンドが内蔵されており、処理も許せる程度の速さなので、非常に良いタブレット端末ではある。
しかしながら、キーボードが一体ではないので、移動する電車内でキーボードを打つことができず、自身の用途を満たす端末ではなかった。
これを解決する為に、ごく最近まで、家で寝ている中古のVAIO type P(VGN-P91S)をそれなりにパワーアップさせて延命することを考えていたのだが、かかる費用の割に性能向上が期待できず、自分の中でGoサインが出なかった。
そこで、もう一度持ち運びたい端末の条件をまとめることにした。挙げた条件は以下のとおり。
- キーボードが一体になっていること →電車内でも座ってキー入力をしたい
- タッチパネル有り →タブレット端末としても利用したい
- 値段は5万円ぐらいまで
- できれば、ATOKを使いたい
- できれば、Officeアプリをストレス無く利用したい
- できれば、Windowsを選択したい
「できれば、」の条件は、しかたなく諦めることも含めてはみたものの、Android(Chrome Book)やiOS(iPad + キーボード付きカバー?)でもイマイチであった。
そこに、候補として飛び込んできたのが、「YOGA BOOK with Windows」である。
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なお、最大の懸念は平面パネルにLEDで浮き上がるセンサー式のキーボードである「Halo Keyboard」。発売当初は、打ち間違えそうな気がして候補から外していた。
だが、家電量販店での展示品を使ってブランドタッチを行ってみたところ、予想以上にスムーズに入力することができ、少しトレーニングをすることで、十分に使える気がしてきた!
また、重さも600g程度で、持ち運びサイズもiPadとほぼ変わらずの256.6×170.8mm。なおかつ、折りたたんでも厚さ10mm未満であり、キーボードを別で持つ必要なし!
これなら、ハードウェアに慣れることを前提に購入するのがベストと判断して、Amazonで購入しました。
購入したのはLTEありのモデル「ZA160003JP」。Pocket Wi-Fiも所持しているが、忘れた場合やバッテリー切れの際にも、とりあえず接続できる環境を確保したくて。
ちなみに、この記事(のほとんど)はYOGA BOOKで入力しています。細かい修正は別のPCで仕上げてます。
普通のキーボードに比べて打ち間違う率は高いものの、自分自身では許容範囲内。薄さとのトレードオフの状況下で、納得しています。
そういえば、専用のペンでタブレットやノートとしても使えるようですが、まだ詳しく触っておらず、よく分かりません。。